【Hot Topics】2027年国際園芸博覧会― 緑がつなぐ未来への挑戦
- H.Nakamura

- 2025年10月6日
- 読了時間: 4分
2025年春に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」も、いよいよ閉幕を間近に控えています。
世界各国の最新技術や文化が集まり、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもとに数多くの感動を生んだことが想像できます。
その熱気が冷めやらぬ中、次に注目したい国際イベントがあります!
2027年に横浜市で開催される「国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」です。
花と緑を通じて、都市と人、そして地球の未来を見つめ直すこの博覧会は、造園・園芸業界にとっても大きな節目となるイベントです。
今回は、その開催概要や見どころ、そして私たち造園関連事業者としての参加意義についてご紹介します。

◎開催概要
2027年、世界各国の園芸・造園技術と文化が一堂に会する「国際園芸博覧会(International Horticultural Expo 2027)」が、横浜市・上瀬谷(かみせや)地区で開催されます。
正式名称は
「GREEN×EXPO 2027」(グリーン・エキスポ2027)
2027年3月19日から9月26日までの半年間にわたって開催予定です。
主催は「2027年国際園芸博覧会協会」、国際園芸家協会(AIPH)およびBIE(博覧会国際事務局)の認定を受けた国際的な園芸イベントです。
テーマは
『幸せを創る明日の風景 ― Scenery of the Future for Happiness ―』
このテーマには、「緑が人と都市、そして地球の未来をつなぐ」という強いメッセージが込められています。

◎GREEN×EXPO 2027の見どころと将来展望
本EXPOでは、世界の国・地域・企業・団体が出展し、最先端の園芸技術・都市緑化・環境再生・食と植物の共生などが体感できる展示が予定されています。
主な見どころとしては:
各国パビリオン:世界各国が独自の文化や植物を通して表現するガーデン空間。異文化の「緑の美学」を体験できます。
グリーンテクノロジー展示:AIやIoTを活用した次世代の緑化管理・植栽技術、再生可能エネルギーを組み合わせた持続可能な都市モデルを紹介。
都市と自然の共生ゾーン:緑化インフラ、屋上庭園、バイオフィリックデザインなど、未来の街づくりのヒントが詰まっています。
体験型ガーデン・ワークショップ:来場者が植物に触れ、学び、育てる喜びを共有できる参加型プログラムも充実。
このEXPOは単なる「花の祭典」ではなく、地球環境・都市再生・地域経済の未来を考える国際的な舞台でもあります。
EXPO終了後は、跡地が「環境と防災」をテーマにした公園になる予定です。
日本の文化と技術を集結させたアトラクションや、花博のレガシーを活かした自然をコンセプトとし次世代型テーマパークとなります。
また、2031年頃の完成を目指して自動運転トラックに対応した次世代基幹物流施設も建設されます。
◎事業者として参加する意義
私たち事業者にとって、GREEN×EXPO 2027は「未来への実験場」と言っても過言ではありません。
技術発信のチャンス:
日本の造園技術や職人の美意識を世界に発信できる貴重な機会です。石組・植栽・水景・照明デザインなど、伝統と最新技術の融合を示す場となります。
新たなネットワークの創出:
国内外の設計者、植物研究者、建設・デザイン関連企業との交流が期待され、新しい事業・プロジェクトのきっかけにもなります。
環境への責任と提案力:
地球環境問題への関心が高まる中、造園業は「緑のインフラ」を担う存在として注目されています。私たちも博覧会を通じて、「自然と共生する社会」の実現に向けた具体的な提案を発信していきたいと考えています。
2027年の横浜は、世界中の人々が「緑の未来」を語り合う舞台となります。
私たち事業者も、この歴史的な機会に参加し、日本の庭づくりの精神と技術を次世代へつなぐ一翼を担っていきたいと思います。
これからも、EXPO関連情報や取り組みの進捗を随時お伝えしてまいります。ぜひご期待ください。
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