植物にとって最適な土は、排水性がよくて保水性がある土といわれています。相反する条件のように感じますが、森や林に入ってみると、このような土壌を見つけることができます。

樹木の下の地面に落ちている落葉をどかしてみてください。そうすると、粒になった土がでてくると思います。これが「団粒構造」が発達した土で、植物には最適な土と言われています。
反対に、街路樹のように狭いスペースに植えられたり、周囲をアスファルトやコンクリートで舗装されているところ、人に踏まれてカチカチに固まった土壌は木にとって厳しい環境だと言えます。
庭杉(代表:杉浦義隆)