top of page

【Hot Topics】「庭じまい(庭の終活)」という選択肢 ~これからの暮らしと空き家対策~

  • 5月25日
  • 読了時間: 5分

近年、日本全国で「空き家問題」が深刻化しています。総務省の住宅・土地統計調査によると、空き家は年々増加傾向にあり、地方都市だけでなく都市部周辺でも課題となっています。


その中で、相談が増えているのが「庭の管理」に関する悩みです。


  • 草木の手入れが体力的に難しくなった

  • 相続した実家の庭を維持できない

  • 空き家になった後、雑草や越境枝が近隣トラブルになっている

  • 子ども世代が庭を使わない

  • 台風や豪雨時の倒木が心配


こうした背景から、近年注目されているのが「庭じまい(庭の終活)」です。




「庭じまい」とは?


庭じまいとは、庭木や植栽、石、池などを整理し、管理しやすい状態へ整備することを指します。必ずしも「庭を完全になくす」という意味ではありません。


例えば、

  • 樹木を減らして低木中心にする

  • 砂利敷きに変更する

  • 防草シートを施工する

  • 家庭菜園スペースだけ残す

  • 駐車場へ転用する

  • 管理しやすいコンパクトな庭へ改修する


など、それぞれの生活に合わせた形があります。



なぜ今、「庭じまい」が増えているのか?


1.高齢化による維持管理の負担

庭木の剪定、草取り、落ち葉清掃は想像以上に重労働です。特に夏場は熱中症リスクも高く、高齢世帯では事故につながるケースもあります。


これまで「当たり前」に続けてきた庭の手入れが、年齢とともに大きな負担になる家庭が増えています。


2.空き家化による近隣トラブル

空き家の庭が放置されると、

  • 雑草繁茂

  • 害虫発生

  • 倒木

  • 越境枝

  • 不法投棄

  • 防犯性低下


などの問題につながります。


特に近年は、強風・豪雨・猛暑など気象災害の激甚化により、老木倒壊への不安も高まっています。


自治体へ寄せられる相談でも、「空き家本体」より先に「庭木」への苦情が寄せられるケースは少なくありません。



「庭じまい」は終活・相続対策にもなる

近年は「家じまい」「墓じまい」と並び、「庭じまい」を終活の一つとして考える方も増えています。

子ども世代からすると、

  • 遠方に住んでいて管理できない

  • 植木の知識がない

  • 維持費を負担できない

  • 空き家売却時に庭がネックになる


という事情もあります。


元気なうちに整理しておくことで、将来の相続負担を軽減できる場合があります。




庭じまいで増えている工事内容

現在、国内で特に増えているのは次のような内容です。


樹木の伐採・抜根

大型樹木は管理費が高くなりやすく、台風リスクもあるため、整理を希望する家庭が増えています。


防草対策

防草シート

砂利敷き

固まる土

などを活用し、「草刈り頻度を減らす」ニーズが高まっています。


駐車場化

車社会の地域では、庭を駐車場へ転用するケースも増加しています。

来客用駐車場や、将来的な売却を見据えた整備として行われることもあります。



「全部なくす」だけが正解ではない

庭じまいは、「緑を否定すること」ではありません。


例えば、

  • シンボルツリー1本だけ残す

  • 花壇を小さくまとめる

  • 手入れの少ない在来種へ変更する

  • 雨水を活用した庭づくりに変える


など、“維持できる緑”へ転換する考え方も重要です。


無理をして管理不能になるより、「続けられる形」に見直すことが、これからの時代には求められています。



工事前に確認したいポイント

庭じまいを検討する際は、以下の点を確認しましょう。


境界確認

ブロック塀や樹木が隣地境界に近い場合、事前確認が重要です。


樹木の保存価値

記念樹や地域景観に関わる樹木は、残す選択肢も検討しましょう。


地中埋設物

古い庭では、

  • 浄化槽

  • 配管

  • 古井戸

  • 大きな庭石


などが埋設されている場合があります。


空き家補助制度

自治体によっては、

  • 空き家除却

  • ブロック塀撤去

  • 緑化改修

  • 防災対策


などに補助制度がある場合があります。



最新情報は各自治体窓口へ確認しましょう。



これからの庭との付き合い方

かつて日本では、「広い庭を維持すること」が豊かさの象徴でもありました。

しかし、人口減少・高齢化・ライフスタイル変化が進む中で、「管理できる規模へ整える」という考え方が広がっています。


庭じまいは、単なる撤去工事ではありません。


  • 将来世代への配慮

  • 空き家予防

  • 防災対策

  • 暮らしの安全性向上

  • 維持負担軽減


につながる、これからの住まいの選択肢の一つです。


「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、庭木は毎年成長します。


少しずつでも、将来を見据えた庭の見直しを始めてみてはいかがでしょうか。




若い頃は、年数回の庭木の手入れも休日の息抜きがてら楽しく対処されていたが、高齢になるにつれて、とても難儀な作業になってきた。また、なんとか頑張って対処してきたが、ついに脚立から落ちて骨折してしまい庭木の維持を諦めた。等のご相談を多くいただきます。


ギリギリまで頑張ってご自身で対処するというのも素晴らしいことではありますが、怪我してしまっては取り返しがつきません。


お庭の管理に難儀さを感じたら、「庭の終活」を早めにご検討いただけると良いと思います。



取り壊し/リノベーション費用は、実際にお庭を拝見し、お客様の要望を詳しくヒアリングさせてもらった上でお見積りいたします。


引き継ぐ庭木もその際にご相談ください。

庭(庭木)の状況から専門的な視点で移植の判断を行います。


愛知県三河地方のお客様は、無料でお見積りを承っております。

まずはお気軽にご相談ください。



βサービス対象エリア:

◎ 三河地方(西三河)

■岡崎市 ■碧南市 ■刈谷市 ■豊田市 ■安城市 ■西尾市 ■知立市 ■高浜市 ■みよし市 ■幸田町


○ 三河地方(東三河)

■豊橋市 ■豊川市 ■蒲郡市 ■新城市 ■田原市 ■設楽町 ■東栄町 ■豊根村

bottom of page